おおきなクマさんとちいさなヤマネくん 〜ふゆじたくのおみせ
クマさんとヤマネくんは、互いに贈り物をしようと冬支度のお店へ出かけますが、購入のためのどんぐりが足りません。そこで一生懸命どんぐりを集めます。でも後ひとつがどうしても見つかりません。はやくはやく、売り切れないうちに集めなくっちゃ。
そんな二人の姿を見た森のみんなは、素敵な贈り物を用意していました。
思いやりにあふれたシリーズの第2作目。
私がシリーズ中いちばん好きなので、こちらをご紹介。1作目の初版は2002年。娘はこの1作目『もりいちばんのおともだち―おおきなクマさんとちいさなヤマネくん』がいちばん好きなのですって。
シリーズを通してきれいで愛らしい絵。温かなお話。でもこのタイトルは抜きん出ています。なんてなんてかわいいの! セーターを着てぼうしをかぶった動物たち!
むかぁぁぁし「ロッキーチャック」や「みなしごハッチ」など、いわゆる”森の動物もの”で育った私の脳髄を刺激しまくり。
子供の頃の楽しい記憶をなぞるかのような本書は、思わずこの私をつくったばあば宅に持って行ってまで見せてしまいました。
現代っ子どころか、きっと私にも欠けている思いやり。
相手のことを考え一生懸命どんぐり拾いをするクマさんとヤマネくん。さらにその二人を思いやる森のみんな。
温かさが温かさを呼び、木枯らしもなんのその。冬を迎えます。静かで温かな冬。どのお話もその後の想像の余地ありな余韻が残ります。
字を読まなくても、絵を追うだけでも和みます。
2006年度、母のベスト絵本。
おおきなクマさんとちいさなヤマネくん 〜ふゆじたくのおみせ ふくざわゆみこ
もりいちばんのおともだち あめのもりのおくりもの めざめのもりのいちだいじ
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